□KUURAKU GROUP社長・福原裕一
4月1日、満開の桜の下で多くの企業が新入社員を迎え入れたことだろう。新しく仲間になった新入社員、その中に外国人社員は何人いただろうか。
2016年度の外国人留学生採用見込み企業は約6割で、1000人以上の企業では7割を超えた。300人以下の中小企業に至っては、昨年のおよそ倍以上の企業が外国人社員を採用するという(株式会社DISCO調べ)。
企業のグローバル競争が激しさを増し、新興国へのビジネス展開が進む中、優秀な外国人留学生の獲得をめぐり各企業がしのぎを削る状況が続いている。日本企業は今後ますます外国人を雇用し、活用する必要に迫られている。