「恥ずかしい…」精子検査でアダルト作品選び 男性の不妊治療でわかったこと (2/5ページ)

2016.8.20 17:10

 妻といったん別れ、連れて行かれたのは2階にある「検査室」と呼ばれる小部屋である。看護師さんが女性であるということに気恥ずかしさを覚えつつ、淡々と説明は進む。検査室は広さ約2畳ほどの真っ白な部屋だった。目立つのは黒いどっしりとしたソファと、その目の前に置かれた映像機器の繋がれた20インチほどの小さなテレビである。そして、テレビの奥には壁に30センチ四方の銀色の扉の金庫のような装置が設置されている。

 この装置、じつは最後に「検体」として精子を預けるものである。そもそも検査室に入る前、射精した精子を入れるプラスチック製のケースをもらうのだが、これを預けてから装置の右手にあるスイッチを切り替えるとランプが青くなり、精液検査の行程が完了するという仕組みだ。

 上記の説明がものの数分で終わり、さて、いよいよ事へ及ぶことになる。とりあえず設置されたテレビを付けると、CSのアダルトチャンネルがあらかじめ設定されていた。しかし、いざ1人っきりになると、ふだんとは勝手の違う場所というのもあり悩む。何を悩んだのかといえば、どの作品に決めるかというのはもちろんだが、そもそも自宅ではない場所で事に及ぶというのはなかなか恥ずかしい……。とはいえ、何もやましいことをしているわけではない。検査のためと思い、腹をくくった。

テレビにはアダルトチャンネルが流れ、その下にある木製のラックには…

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