ただの「お金持ち」で終わる“ダメな人 ” 一度沈めば戻ってこられない (3/4ページ)


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 しかし、世間から「成功者」と認められる立場になったのなら、一旦俗な欲望は昇華して、利益を追いかけるフェーズは終わったと思うべきです。そこから先は、自分の能力を使って社会をよくすることを考えていかなければならないフェーズです。まわりに支えられている自分に気づいて、恩返しをしなくてはならないのです。

 慢心したトップはパーティに呼ばれない

 そういう意味でいえば、「慢心」や「極端なプライドの高さ」もダメな人の特徴の一つ。彼らは鈍感で、成功者である自分の「肩書」に人が集まってきていることに気づかず、自分が人間的に「偉くなった」と勘違いしています。

 そして、根拠のない万能感から人間的な魅力を磨くことをしないのです。すると、やはり事業が傾いたときには、その利益に集まっていた人たちは潮が引くようにサッといなくなってしまいます。もちろん、沈んだ状態から引き上げてくれる人もいません。

 怖いのは、エグゼクティブの人脈は意外と狭いということです。たとえばみなさんもパーティに参加して、「前に別の会場でもお会いしましたね」と言葉を交わす顔見知りの同業者がいると思います。

「あの人はプライドが高くて面倒だ」