伊藤忠、ワコール… 多くの一流企業を生んだ“近江商人”に学ぶ投資の極意 (3/5ページ)

2016.9.17 17:05

■さらに多くの利益を生み出すために……男女問わず教育・スキルアップに投資

 もちろん、スキルアップも欠かせない。さらなる事業拡大のために、そして次世代の人材育成をして末永く事業を継続していくために、教育やスキルアップにはお金や時間を惜しんではならない、というのが近江商人の考え方だ。

 第二代伊藤忠兵衛(伊藤忠社長)や塚本幸一(ワコール創業者)など数々の実業家を世に送り出した県立八幡商業高等学校では、古くから海外も視野に入れて英語教育も行った。ちなみに、当初英語教師を務めたのは、『メンソレータム』生みの親で実業家・建築家のW・M・ヴォーリズだ。

 また、女性の教育にも力を入れていた。男性陣が隊商を組んで他国に営業に出かけている間、代わりに店を切り盛りしていたのはその妻だったからだ。優秀なビジネスウーマンを育てておかないと、他国で安心して営業に集中することができず、店が傾いてしまう。

 近江商人の妻は、“未来の近江商人”となる丁稚小僧の面接・教育、接客、帳簿管理など、人事・総務・経理・財務全般の責任者として店を支えていた。嫁に来ていきなりそんな仕事が務まるわけはないから、もちろん嫁入り前から商家に見習い奉公に行ってスキルアップに励み、即戦力を目指した。

近江商人と言えば、“三方よし”の経営哲学も有名

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