【書評】『花は散るもの 人は死ぬもの』長嶋南子・著

2016.10.22 05:00


【拡大】

 ■女性詩人らを気取らず論じる

 「皮ふを剥いで内臓をさらけ出して書かれた詩が好きだ」と宣言する昭和18(1943)年生まれの女性詩人である著者。与謝野晶子から氷見敦子まで21人の物故女性詩人とその作品を、気取りのない言葉で居直ったように論じてゆく。

 《茨木のり子の詩は格好いいのが多い。またそれが受けるのだ。どうも普通の人はお説教を求めているらしい》とか《吉原幸子からはフェロモンが立ちのぼっていたが、それを嗅ぎ取っていたのは女だった》といった調子だ。

 無敵のオバサン力と、女性詩人と作品が孕(はら)む深淵(しんえん)に斬り込む鋭敏な感受性が同居した希有(けう)な女性詩論集だ。(1620円、花神社)

産経デジタルサービス

IGN JAPAN

世界最大級のビデオゲームメディア「IGN」の日本版がついに登場!もっとゲームを楽しめる情報をお届けします。

産経オンライン英会話

90%以上の受講生が継続。ISO認証取得で安心品質のマンツーマン英会話が毎日受講できて月5980円!《体験2回無料》

サイクリスト

ツール・ド・フランスから自転車通勤、ロードバイク試乗記まで、サイクリングのあらゆる楽しみを届けます。

ソナエ

「ソナエ 安心のお墓探し」では、厳選されたお墓情報を紹介! 相続、葬儀、介護などのニュースもお届けします。