【書評】『冲方丁のこち留 こちら渋谷警察署留置場』冲方丁・著

2016.10.29 05:00


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 ■ユーモア交えた留置場生活

 昨年8月、人気作家は突然、妻を殴ってけがをさせたという、身に覚えのない傷害容疑で逮捕された。無罪放免されるまで「渋谷署の27番」として過ごした9日間の留置場生活を詳細に描く。

 逮捕直後の〈人権侵害祭り〉から、留置場の劣悪な環境、ストーリーありきの取り調べ…。読んでいると暗澹(あんたん)たる気分になるが、精神的にも肉体的にも社会的にも追い詰められる〈不条理なゲーム〉に、〈笑い声を、真っ向からぶつけてやること。それが、ものごとを良い進歩へと導く、一つの方法であるのだ〉と、あえてユーモアを交えて描く。(1296円、集英社インターナショナル)

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