【書評】『ライオンズ、1958。』平岡陽明・著

2016.10.1 05:00


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 ■博多弁と人情たっぷりの物語

 読み始めに感じた博多弁への違和感は少しずつ溶けていき、終わる頃にはすっかり目になじんでくる。

 方言どうこうより、そこに込められた各登場人物の思いがわかりやすく心に響くからだろう。キーワードは「人情」。熱量たっぷりの温かい物語だ。

 かつて博多の街を興奮の渦に包み込んだプロ野球球団「西鉄ライオンズ」を軸とし、チームのスラッガー、番記者、地場のヤクザたちがふとした縁から絡み合い、ストーリーを紡いでいく。それぞれが歩む道は違えど、貫く信念の潔さが美しい。野球に興味がなくても、一度読み始めると止まらなくなるはず。(1728円、角川春樹事務所)

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