創造性ある子どもはいかに育つか レッジョ・エミリア教育の真髄に触れる (1/3ページ)

2016.11.13 06:00

 自分で新しいことをやる場合、2つの道がある。

 1つは、権威あるジャンルや基準のなかで這い上がる。もう1つは、まったく参考になるものがないと思われるところで地歩を築く。

 権威ある枠組みのなかで勝負するのは一見安全そうだが、何事も権威頼みなので、元締めより上には行けない。第一、多くの競合がいるために、お互いの戦い方がバレバレである。

 一方、何もない地平で存在感を出すのは並大抵ならぬ知恵と試行錯誤が必要だが、実績を作り始めれば長続きする資産を築ける。傍目にはミステリー要素が多い。先週のコラムに書いたスコットランドのクラフトビールメーカーのブリュードッグは、このタイプだろう。

 こう書き出したのも、今週訪ねたレッジョ・エミリア教育センターで活動内容を聞き、「どうして、イタリアの活動は既成の枠組みと違うところで勝負しようとすることが多いのだろう」と思ったからだ。

 レッジョ・エミリア教育とは、イタリア北部にある人口17万人の市、レッジョ・エミリア市で行われている幼児教育方法である。地域社会と親の関係を重視し、創造性ある子供を育てる。

 特に、この約40年間、レッジョ・エミリア教育を採用する市内の保育園や幼稚園が目覚ましく増えただけでなく、80年代末にニューヨーク・タイムズでも紹介された時期から、世界各地にこの教育方法は伝播した。

 現在では20数か国に支部があり、各国で本教育方法が実践されている。

なぜイタリア人は“茨の道”を選ぶのか

産経デジタルサービス

IGN JAPAN

世界最大級のビデオゲームメディア「IGN」の日本版がついに登場!もっとゲームを楽しめる情報をお届けします。

産経オンライン英会話

90%以上の受講生が継続。ISO認証取得で安心品質のマンツーマン英会話が毎日受講できて月5980円!《体験2回無料》

サイクリスト

ツール・ド・フランスから自転車通勤、ロードバイク試乗記まで、サイクリングのあらゆる楽しみを届けます。

ソナエ

「ソナエ 安心のお墓探し」では、厳選されたお墓情報を紹介! 相続、葬儀、介護などのニュースもお届けします。