【書評】『競馬の世界史』本村凌二・著 公正な競走形態の広まり解説

2016.12.3 05:00


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 歴史上の人物の叡智(えいち)を取り上げた「世界史の遺風」を産経新聞で連載した著者は、熱烈な競馬ファンでもある。30年前にロンシャン競馬場で観戦した凱旋(がいせん)門賞や、日本国内での数々の名勝負を最近の出来事のような熱い筆致で記す。

 ただ、そこは古代ローマ史が専門の研究者。古代五輪では複数の馬がひく戦車競争が実施されていたこと。サラブレッド3大始祖から品種改良を積み重ねた関係者の努力。英国から欧州全体、さらに世界各地へ公正な競走形態が広まっていく道筋を丁寧に解説した。今年も果たせなかった日本馬による凱旋門賞制覇への期待もにじむ。(907円、中公新書)

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