介護保険制度見直し、高所得高齢者は負担3割に 厚労省審議会が意見書

2016.12.9 18:21

 厚生労働相の諮問機関、社会保障審議会の部会は9日、介護保険制度見直しに向けた意見書をまとめた。所得が高い高齢者らのサービス利用時の負担を2割から3割に増やすほか、中間所得層の負担月額の上限を引き上げる。40~64歳が支払う保険料では、大企業社員の負担を重くする。

 介護保険の年間の総費用が10兆円を超える中、高齢者と現役世代の双方に経済力に応じた負担を求めた。来年の通常国会に介護保険法改正案を提出する。

 厚労省は、訪問介護のうち掃除や調理などの「生活援助」について、要介護1、2の人向けのサービスを介護保険の対象から外すことを検討したが、反発が強かったため見送り、引き続き保険で利用できることにした。

産経デジタルサービス

IGN JAPAN

世界最大級のビデオゲームメディア「IGN」の日本版がついに登場!もっとゲームを楽しめる情報をお届けします。

産経オンライン英会話

90%以上の受講生が継続。ISO認証取得で安心品質のマンツーマン英会話が毎日受講できて月5980円!《体験2回無料》

サイクリスト

ツール・ド・フランスから自転車通勤、ロードバイク試乗記まで、サイクリングのあらゆる楽しみを届けます。

ソナエ

「ソナエ 安心のお墓探し」では、厳選されたお墓情報を紹介! 相続、葬儀、介護などのニュースもお届けします。