音楽配信を手掛ける「レコチョク」(東京都渋谷区)は13日、従来型携帯電話(ガラケー)向けの音楽配信サービス「着うた」「着うたフル」を15日に終了すると発表した。このサービスは他社も行っているが、レコチョクが業界で初めて手掛け、累計ダウンロード数(11月末現在)は17億に上った。
同社は2002年、着信音などに利用できる30秒程度の楽曲を携帯電話に向けて配信する「着うた」を開始し、04年には楽曲全体を配信する「着うたフル」を始めた。終了の理由について、スマートフォンの普及や定額制配信サービスなど「音楽を巡る環境が変化したため」としている。
レコチョクによると、これまでにダウンロードした楽曲は引き続き聴くことができる。