部下が原因? 管理職に胃腸の不調を感じさせるモンスター社員の特徴 (2/4ページ)

 また、全回答者(1000名)に、胃腸が冷えていると現れやすい症状を提示し、自身にあてはまる症状を聞いたところ、「疲れやすい」が最も多く41.2%、次いで、「花粉症などアレルギーもちだ」が29.4%、「ガスが溜まって便秘になりやすい」25.0%、「軟便や下痢をしやすい」22.7%、「頭痛がしやすい」20.9%となった。男女別にみると、多くの症状において男性より女性のほうが高くなったが、特に、「疲れやすい」(男性34.2%、女性48.2%)、「ガスが溜まって便秘になりやすい」(男性16.2%、女性33.8%)、「頭痛がしやすい」(男性14.4%、女性27.4%)、「肌荒れがしやすい」(男性8.6%、女性18.6%)では、女性のほうが10ポイント以上高くなった。女性のほうが、胃腸が冷えていると現れやすい症状を自覚しているようだ。

 次に、胃腸が冷えていると現れやすい症状が「6個以上」あてはまった人を“胃腸冷えの可能性あり”とし、胃腸冷えの自覚がないリーダー・管理職(胃腸の冷えを「どちらともいえない」「あまり感じていない」「全く感じていない」とした758名)について、胃腸冷えの可能性をみると、“胃腸冷えの可能性がある”リーダー・管理職は5.0%で、男性リーダーでは3.4%、男性管理職では2.3%、女性リーダーでは9.2%、女性管理職では6.7%となった。胃腸冷えの自覚がなくても胃腸が冷えている可能性のあるリーダー・管理職の存在が明らかになった。

こんな部下が管理職の胃腸冷えを誘発?