「進化」と「伝統」を受け入れる難しさ OS更新に苛立つ (1/3ページ)

 仕事を終えて帰宅しようとPCのシャットダウンをクリックすると、OSを更新するから電源を切るな、と命令的な表示がでて「このタイミングで!」と苛立つことがある。

 自分で更新タイミングを指定してあっても、それを忘れてしまっていることもある。更新は必要性を認識していても、自分のリズムを邪魔する奴という敵愾心を生ませる厄介な相手だ。

 強権を振り回す、ちょっと暴力的な匂いさえする。今もiPhoneではiOS 10.2のインストールをしろといってくる。

 というわけで、この3.0とか4.0など何かの進化を表現する数字には、あまり親愛の情をもてない。

最近でいえば、第4次産業革命としてのインダストリー4.0が出回っている。

機械の導入が1.0、電気がひきおこした世界が2.0、コンピューターの情報革命が3.0ときて、これから来る世界は4.0である。

 ドイツが名付けた名称であることから分かるように、XXX4.0という表記は何かの企みを推進する目的で考えられる。「君たちの見てきた風景はもう終わりなんだよ。これからは、これだ!」というところだ。

 「あんたらは終わったんだ」と決めつけることで、得する人たち、あるいは得しようと虎視眈々な人たちの好む表現だ。オワコン(=終わったコンテンツ)である。

 言いたいことが分からないわけではないし、その気持ちも察するにあまりあるが、「更新の決定はこちらの判断に任せてくれ」との願望はなかなか拭えない。

過去と現在を細切れにすることへの疑念

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