時短成功の裏に「サービス残業増加」の実態 減らない仕事量、疲弊する現場の声 (3/4ページ)

2017.3.5 13:09


【拡大】

 「有休取得が義務付けられました。仕方がないので、資料づくりなど、社外でもできる仕事を有休消化日にやっています」(30代男性・コンサルティング)

 「私たちのチームは、退社後に喫茶店に集まって会議をしています」(30代女性・IT)

 「上司は残業を減らせと言うだけで、仕事ができなければ怒られるのは私たちです。こうした状態だと、持ち帰ってサービス残業するしかありません」(30代女性・建設)

 結局、数字上では時短がされていても、その裏にはサービス残業があり、労働時間は減っていないということなのでしょう。

テレワーク推進で残業の見えない化も進む?

 さて、ここまでに登場したサービス残業のケースには、共通する傾向があることに気がつきませんか。それは、「社外での労働」です。

 ひと昔前までは、長時間労働にまつわる労災訴訟も少なく、また、労基署の監督もいまほどきつくありませんでした。そのため、まだ社内にいるのに退勤のタイムカードを押すという形のサービス残業が成り立っていたのです。

 ところが現在は、入退室チェックなどから、こうした「社内にいるのにタイムカードを押す」行為が許されなくなってきました。そこで、「家や顧客先や喫茶店」といった社外での労働を増やすことになっています。“サービス残業の見えない化”と言えるでしょう。

こんな企業は要注意!

産経デジタルサービス

IGN JAPAN

世界最大級のビデオゲームメディア「IGN」の日本版がついに登場!もっとゲームを楽しめる情報をお届けします。

産経オンライン英会話

90%以上の受講生が継続。ISO認証取得で安心品質のマンツーマン英会話が毎日受講できて月5980円!《体験2回無料》

サイクリスト

ツール・ド・フランスから自転車通勤、ロードバイク試乗記まで、サイクリングのあらゆる楽しみを届けます。

ソナエ

「ソナエ 安心のお墓探し」では、厳選されたお墓情報を紹介! 相続、葬儀、介護などのニュースもお届けします。