識者に聞く今春闘の評価 日本総合研究所・山田氏、SMBC日興証券・宮前氏 (1/2ページ)

2017.3.16 06:07

日本総合研究所山田久チーフエコノミスト
日本総合研究所山田久チーフエコノミスト【拡大】

  • SMBC日興証券宮前耕也シニアエコノミスト

 主要企業で15日、2017年春闘の集中回答日となった。最大の焦点のベースアップ(ベア)は4年連続となったが、多くの企業が前年の妥結水準を2年連続で下回り、政府が求めた「少なくとも前年並みの賃上げ」は実現しなかった。安倍政権主導の「官製春闘」に限界も指摘されるなか、識者2人に今春闘の評価を聞いた。

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 □日本総合研究所・山田久チーフエコノミスト

 ■生産性上げる議論手つかず

 今回の春闘は二面性があるといえる。大手企業のベアは前年割れが相次ぐなど息切れ感も出たが、4年連続のベアは実現した。マクロ全体でみれば非正規、パートの人手不足を背景に、中小企業の強気な賃上げ要求も続く見通しで、賃上げ定着の動きも出ているといえる。

 ただ、動きは脆弱(ぜいじゃく)で、デフレ脱却など経済の好循環につながるまでには至っていない。来年以降、政労使会議を復活するなど、体系的な態勢が取れるよう仕切り直さないと賃上げの動きはさらに失速しかねない。

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