まるで違う! 親が貧困層か富裕層かで変わる「子どもの趣味」 (4/5ページ)

2017.3.19 13:11


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 点斜線よりも上に位置するのは、富裕層の実施率が貧困層よりも10ポイント以上高い趣味です。芸術系の趣味は、階層差が大きいようです。ここでみているのは家庭の経済力による差ですが、親の職業による違いも顕著でしょう。横軸にブルーカラー、縦軸にホワイトカラー家庭の実施率をとったグラフにしても、同じような図柄になると思われます。

 これから先、大学入試もペーパー主体から人物重視に方向転換されるそうですが、そうなった時、親世代の文化差が、子ども世代のアチーブメント(達成度)に投影される度合いが高まらないかどうか。面接での立ち振る舞い、余裕の程度、話題の豊富さ……。こういうことは、ペーパーで測られる読解力や計算力などよりも、家庭の文化的環境を色濃く反映すると思われます。図2のような「体験格差」を媒介にしてです。

親が貧困層か富裕層かで変化「子の海外旅行経験率」

 なお、家庭環境による「体験格差」は、近年になって拡大の傾向にあります。図3は、小学生の美術鑑賞と海外観光旅行の経験率が、過去5年間でどう変わったかを、貧困層と富裕層で比べたものです。

 ご覧の通り、この5年間で差が開いています。貧困層の実施率が下がっているのは、年収300万未満というくくりの中で、年収200万未満の極貧層が増えているためでしょうか。

経済資本よりも文化資本の影響強い?

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