ヘッドハンターが語る「転職に成功する人」 優秀な人材に共通する年収の価値観 (3/4ページ)

2017.4.29 16:00

「転職」を考える前に、やらなければいけないこと
「転職」を考える前に、やらなければいけないこと【拡大】

  • 仕事がうまく回らないので「転職したいなあ」と考えていませんか?
  • 高本尊通(たかもと・たかみち)

 いまの仕事に不満を感じていて、「転職をすればなんとかなるだろう」「自分の実力はこんなものじゃない」と思っているビジネスパーソンは少なくありません。ただ、いまの環境に不満を言ってはいけません。上のステージで働いているビジネスパーソンは、自分の業務の垣根を越えて組織にない仕組みや制度を考えたり、経営陣に提案したりしています。

 例えば、あなたが「営業」の仕事をしているとしましょう。営業成績が良ければ、そのリターンを得ることができる仕組みづくりを考えてみるのはいかがでしょうか。一定基準を満たせば若手でもマネジメント職に就ける仕組みづくりを考えてみるのはいかがでしょうか。このように、自ら実現していく機会を逃して、いまの環境に不満ばかり語るのは、非常にもったいないことだと思います。

年収が下がっても、やりがいを優先

 さまざまな調査をみると、転職したい理由に「年収を上げたい」が上位にランクインしています。しかし、ヘッドハンティングの対象になるような優秀な人材は、実は年収だけを理由に会社を移ろうとはしません。私が担当したケースでも「年収が下がってもやりがいのありそうな職場」や「成長できそうな会社」を求めている人が多いのです。

 例えば、コンサルティングや金融業界で働いていて、30歳で年収1000万円を超えている人たちといえば、どんなイメージがあるでしょうか。「チャンスがあれば、年収の高い会社に転職したいと思っている」といったことを想像するかもしれません。しかし、私がお会いした人たちは違っていました。ほとんどの人が大幅に年収が下がっても、条件が悪くなっても、「やりがいがありそう」「成長できそう」な会社を選んで、転職しています。その後の状況を聞いたところ、多くの人がスキルアップにつながり成功していることが分かってきました。

40代の安易な転職はリスクが高い

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