【IT風土記】宮城発 ツイッターから人気スポットを発掘 SNS分析を地域振興に活用 (1/3ページ)

2017.6.29 12:00

 日々の出来事を気軽につぶやくツイッター。全世界で1日5億件もの投稿があるともいわれている。蔵王連峰のふもとにある宮城県白石市では、市を訪れた観光客の投稿を分析し、観光施策に活用する取り組みを始めている。投稿者の本音が表れるツイッターを分析すると、見えなかった課題が明確になってくる。市では分析結果をもとに新たな観光対策に乗り出している。

 まさかこれほどだとは…市も想定外の「モフモフ」人気

 「人気の施設であることは以前から耳にはしていましたが、ここまで反響が大きいとは思っていませんでした。市としても観光振興につなげるために対策が必要と強く感じました」。白石市地方創生対策室の岡崎祐也対策係長は予想外の分析結果に驚きを隠さなかった。

白石市地方創生室の岡崎祐也対策係長

白石市地方創生室の岡崎祐也対策係長

 仙台藩伊達家の家臣、片倉小十郎の居城、白石城の城下町として栄えた白石市は、鎌先温泉や小原温泉など趣のある温泉や、伝統工芸の弥治郎こけしや短い麺が特徴の白石温麺など観光資源にも恵まれている。そんな定番の観光スポットを差し置き、トップクラスの人気を集めていたのは「宮城蔵王キツネ村」という民間の施設だった。

 「宮城蔵王キツネ村」は東北新幹線白石蔵王駅から車で約20分、人里は離れた緑豊かな山の中腹にある。約2万5000平方メートルの敷地に6種類のキツネやウサギ、ヤギなどの動物を飼育。約100頭のキツネを放し飼いにしたエリアがあり、その中に入って直接、触れ合うことができる。

約100頭のキツネが放し飼いにされた宮城蔵王キツネ村。訪日外国人観光客の人気スポットだ

約100頭のキツネが放し飼いにされた宮城蔵王キツネ村。訪日外国人観光客の人気スポットだ

 放し飼いエリアでは、キツネたちが元気に野原を駆け回っている。触れ合うといっても、本当に触ると噛まれるので、遠巻きに眺めていると、人を恐れずキツネが近寄ってくる。キツネ同士でじゃれあったり、何の警戒心もなくベンチの上で居眠りしたり。「モフモフ」とした風貌に癒されるために国内外からこの施設を訪れ、来場者数は年間12万人に上る。

居眠りするキツネ。「モフモフ」感がたまらないと人気だ

居眠りするキツネ。「モフモフ」感がたまらないと人気だ

キツネ好きが高じて開設したこの施設がブレークしたのは3、4年前

今、あなたにオススメ
Recommended by

産経デジタルサービス

IGN JAPAN

世界最大級のビデオゲームメディア「IGN」の日本版がついに登場!もっとゲームを楽しめる情報をお届けします。

産経オンライン英会話

90%以上の受講生が継続。ISO認証取得で安心品質のマンツーマン英会話が毎日受講できて月5980円!《体験2回無料》

サイクリスト

ツール・ド・フランスから自転車通勤、ロードバイク試乗記まで、サイクリングのあらゆる楽しみを届けます。

ソナエ

「ソナエ 安心のお墓探し」では、厳選されたお墓情報を紹介! 相続、葬儀、介護などのニュースもお届けします。