「日本に世界一の歯学部を」 米で活躍する世界的権威の夢 小川隆広UCLA教授に聞く (1/4ページ)

小川隆広UCLA歯学部教授
小川隆広UCLA歯学部教授【拡大】

 日本の大学における地位を捨て、アメリカの大学に飛び込んだUCLA歯学部終身教授の小川隆広さん。あくまで結果が求められる厳しい環境のなかで終身教授のポジションを得、功績を認められるまでの道のりは、決して平坦なものではなかったといいます。そして全国の日本人の歯を健康にするという、次なる目標を見据えている小川さんに話をうかがいました。(聞き手:岡真由美/5時から作家塾(R))

 --アメリカを目指した理由は何ですか。いつ頃から渡米を考え始めましたか

 「研究の世界では、土俵は一つです。実験の方法や論文の構成といったルールは世界共通ですし、学会発表や論文に使われる言語は英語です。ですからその土俵の主な舞台であるアメリカで仕事をしてみようと思ったのです。アメリカで何かを達成すれば世界で達成したことになる、という発想です。渡米という夢を抱くようになったのは、九州大学歯学部を卒業後、同大学大学院の博士課程で研究を始めた頃、つまり1994年頃です。大学院で研究、九州大学に勤務し、98年に渡米が実現しました(文部省在外研究員として渡米)」

 --日米の大学の違いとは?

 「アメリカの大学は容赦なく厳しく、研究施設、人員、そして研究材料や機材も自分で確保しなければなりません。私のような州立大学の職員でさえ、収入源の一部は自分で探し、獲得する必要があるのです。そのためには研究資金が不可欠です。資金が得られなければ、研究チームは縮小あるいは解散させられ、自分も教授という身分を失うことになります」

「歯学部の学生に治療を受ける選択肢も」、異なる日米歯科事情

産経デジタルサービス

IGN JAPAN

世界最大級のビデオゲームメディア「IGN」の日本版がついに登場!もっとゲームを楽しめる情報をお届けします。

産経オンライン英会話

90%以上の受講生が継続。ISO認証取得で安心品質のマンツーマン英会話が毎日受講できて月5980円!《体験2回無料》

サイクリスト

ツール・ド・フランスから自転車通勤、ロードバイク試乗記まで、サイクリングのあらゆる楽しみを届けます。

ソナエ

「ソナエ 安心のお墓探し」では、厳選されたお墓情報を紹介! 相続、葬儀、介護などのニュースもお届けします。