三菱地所は緩やかな糖質制限を指す「ロカボ」を普及させるため、11月末まで「ロカボ丸の内プロジェクト」を開催する。
同社は「クルソグ」という働き方改革と健康経営のソリューションサービスを、東京・丸の内の就業者を対象に展開しており、これと並行する形で実施する。
具体的には「グリル満天星 麻布十番」や「マンゴツリー東京」など、丸ビルや新丸ビルをはじめとした丸の内エリアに拠点を構える21の飲食店・スーパーが参画。低糖質生パスタを採用したイタリアンなど、1食の糖質量を20~40グラムに抑えながら「おいしい料理をおなかいっぱい食べられる」をコンセプトに掲げた、ロカボメニューを用意する。
食後に血糖値が急上昇すると、心臓病や脳卒中を起こすリスクが生まれる。ロカボは食後の血糖値上昇を抑制するため、ダイエットや生活習慣病の予防になる。メニューの監修は、食・楽・健康協会の代表理事で、北里研究所病院の山田悟・糖尿病センター長が行う。