食事療法で知られる医学博士の著者が、自らのほか、古今東西の偉人、有名人らも指摘、実践し、成果を挙げてきた「少食=無駄に食べない」健康法を提案する。
「空腹」状態により、「免疫力が上がる」「若々しさがよみがえる」「記憶力・集中力が高まる」などのメカニズムを紹介。また、就寝による「断食」後の朝、目ヤニや鼻づまり、息が臭いなどの状態は血液浄化反応で、空腹による治癒力の一つ-といった説明も説得力がある。
「不調を感じたら、1食(まず朝食から)抜こう」などのステップ、実践者報告も参考になる。(石原結實著/海竜社・1300円+税)