トランプ米大統領は16日、米インターネット通販大手アマゾン・コムが「小売店に大打撃を与えている。全米の町や市、州も損害を受けており、多くの雇用が失われている」とツイッターに投稿し批判した。根拠となるデータは示していない。
アマゾンのベゾス最高経営責任者(CEO)が買収した米有力紙ワシントン・ポストはトランプ氏に批判的な論調で知られる。トランプ氏は自らに批判的な同紙や、ベゾス氏、アマゾンも度々攻撃してきた。
ロイター通信によると、投稿された時間はワシントン・ポストの記者が米CNNテレビに出演し、バージニア州で白人至上主義の団体が反対グループと衝突した事件を巡るトランプ氏の発言への批判について議論していた。トランプ氏の意に沿わない放送内容を見て、衝動的に投稿した可能性がありそうだ。(共同)