「仕事がデキる人」をすぐに見抜く方法 実はたった1つの質問で十分 (1/3ページ)


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 ビジネスの現場で、相手が「仕事がデキる人」かどうかすぐに見抜く方法はあるのでしょうか。じつは、質問1つで判断する方法があります。重要なのは質問の中身ではありません。どんな質問でもいいので、問いかけたときの相手の「あいづち」を見ればよいのです。

 現代のビジネスはほとんどが「サービス業」。上司、部下、同僚、取引先、顧客との関係--いかに対人関係を上手く築けるかで成果が変わる仕事が大半。相手の感情を大切にする「感情産業」です。つまり「仕事がデキる人」とは、コミュニケーションが円滑にとれる人のこと。コミュニケーションに長けた人とは、あいづちに長けた人と言えるのです。

 あいづちは、日本人のコミュニケーションでとても重要な役割を持っています。よく「会話は言葉のキャッチボール」と言われますが、こと日本では言葉のやりとりはお互いが対等な関係で行われるわけではありません。とくにビジネスの局面では、話し手と聞き手のタテ関係がはっきりと表れます。

会話の「さしすせそ」について、ご存じの方は多いでしょう