日本でわが子をグローバル人材に育てる 安上がりで国際感覚も磨ける妙案とは (2/4ページ)

▽家が狭くても、外国語が苦手でもOK

 では、ホストファミリーには誰でもなれるのだろうか。

 ホストファミリーのボランティア募集は公益財団法人YFU日本国際交流財団(YFU)や、公益財団法人日本国際生活体験協会(EIL)など高校生の交換留学を扱う団体をはじめ、さまざまな団体が実施している。受け入れ方針は団体によって多少の違いはあるが、概ねハードルは高くない。先述のAFSの場合、ホストファミリーとなる条件として挙げられているのは「家族全員が留学生を迎えることに賛成していること」のみだ

 とは言え、受け入れにあたって「ことば」「住まい」「コスト」の問題が気になる家庭は多いはず。それぞれについて、AFS広報担当の藤澤紀子さんに聞いてみた。

 まず、「ことば」の問題について。「家族全員、外国語が苦手」という家庭は、ホストファミリーとしてやっていけるのか? 

 「最初は戸惑うこともあるかと思いますが、お互いに理解していこうという気持ちがあれば大丈夫です。留学生は家庭・学校での生活を通じて日本語を覚えていきますから、むしろ日本語に日々接することのほうが大切です」(藤澤さん)

日本での生活で日本語が大きく上達。帰国時、難しい漢字や流行語を交えた手紙を書けるようになっている留学生も

日本での生活で日本語が大きく上達。帰国時、難しい漢字や流行語を交えた手紙を書けるようになっている留学生も

 AFSの留学生の日本語能力に関する調査によると、日常的な用事はほとんど日本語で用が足りる「レベル3」以上の割合は、来日時は2割にも満たないが、約1年後の帰国時は9割超にまで増える。日本語の習得は留学生の目標の1つ。外国語が話せない家族のほうが、かえって彼らの日本語能力向上に貢献できるかもしれない?!

「住まい」、「経済的な負担」は