【江藤詩文の世界鉄道旅】タイエリ峡谷鉄道(6)南半球最大級の鉄橋も見どころ! 「鉄道ファンならオフシーズンの冬が狙いめ」元・運転士の車掌が語る鉄道愛 (1/2ページ)

タイエリ峡谷鉄道の最大の魅力は手付かずの自然(写真はダニーデン鉄道より提供)
タイエリ峡谷鉄道の最大の魅力は手付かずの自然(写真はダニーデン鉄道より提供)【拡大】

  • 元運転士で現在は車掌として活躍するジュリアンさん
  • パノラマ車両のブッフェカーに設けられたジュリアンさんの仕事場
  • ブッフェカーには開設当時の写真が展示されている
  • 暮れなずむダニーデン駅構内
  • 夜はますます美しいダニーデン駅舎

 窓を開けると、ひんやりとした透明な風がさっと吹き抜けた。車掌のジュリアンさんいわく、この日の外気はプケランギ駅付近で約7度。ニュージーランド南島は、冬晴れならあまり寒さが厳しくないそうだ。雪など天候が理由で運休になることはほぼないため、タイエリ峡谷鉄道は通年運行。観光客はスケジュールに組み込みやすい。

 一般的には、トレッキングやピクニックを楽しめる夏がトップシーズンだが、鉄道ファンには冬がおすすめ、とジュリアンさんは言う。「夏はお客様が多く混雑してしまいます。冬のほうが鉄道写真をじっくり撮れますよ」。

 観光列車らしく、見どころに差しかかると車内にアナウンスが流れるが、録音を流すのではなく生放送で話すのもジュリアンさんの仕事。沿線を知り尽くしたベテラン車掌ならではの、ライブ感溢れる案内が楽しい。

 かつては運転士として、タイエリ峡谷鉄道を毎日のように運転していた。培われた経験により、今でも体感で速度がわかる。ジュリアンさんの評価では、三菱重工製DJ型ディーゼルエレクトリック機関車はポテンシャルが高いが、レールは木製部分と鉄製部分があり、100年以上前に敷設された木製レールの安全性を考えると、最大時速は70km(鉄製部分は80km)程度に抑えるのが望ましいとか。タイエリ峡谷鉄道は、のんびりと車窓を楽しむシーニックトレインなので、通常は時速40kmほどでのんびり走行している。

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