【PM2・5】昨年度の神奈川県川崎市 全地点で基準値下回る 大気環境改善で初達成 (2/2ページ)

 一方、光化学オキシダント濃度は市内全9局ともに環境基準(昼間の1時間の値が0・06ppm未満)を達成できなかった。年平均値は昭和61年度以降、微増傾向だったが、近年は横ばいで推移しているという。

 ■引き続き対策推進

 基準値の2倍(0・12ppm)以上で発令する光化学スモッグ注意報は、24年2回▽25年11回▽26年6回▽27年9回▽28年4回。今年は4日までに計4回発令している。

 京浜工業地帯の中核として発展してきた同市は、工場の排煙やトラックの往来などによる大気汚染で住民が苦しんできた歴史がある。

 中村課長は「横浜など他市に比べると川崎の空気はまだクリーンとはいえない。PM2・5の基準達成は環境改善の一歩としたい」と話し、引き続き企業などと対策を進めていく方針だ。

 ■PM2・5大気中に浮遊する物質のうち、2・5マイクロメートル以下のものを呼ぶ。工場などから直接排出されるものと、大気中の化学反応で生成されるものがある。粒子が小さく、肺の奥まで入りやすいため、健康への影響が懸念される。

 ■光化学スモッグ 光化学オキシダントを主成分とするスモッグで視界が低下する状態。頭痛やめまい、吐き気など健康に影響を及ぼすことがある大気汚染の一種。夏の気温が高く風の弱い日に発生しやすい。

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