親になることで幸福感が損なわれる「親ペナルティ」 40歳からの子育てに覚悟はあるか (4/5ページ)

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 親になったがゆえに幸福感が損なわれる「親ペナルティ」

 だから初めて親ペナルティという言葉を目にした時、わが意を得たりと感じた。親になるとは、生き物を育てるということだ。でもペットを飼うのとは違い、人間一人育てるということには、社会的な意味や責任がもっともっと大きい。だからライザップじゃないが、どんな親だってそれぞれの姿勢やアプローチで結果にコミットする。コミットしていないわけがないじゃないか!

 「子供に教えられる」とか、「子供の存在に支えられる」とか、「子供を育てるとは、自分を育てること」だとか……子育ては美しい話、いい話ばっかりじゃない。もちろんそれもあるし、大きい。子育てする親は自分にそう言い聞かせるものだけど、でもやっぱりそれだけじゃない。

 「(自分だけではない、社会の準備不足もあって)思い通りにならない」が「自分には責任がある」、その焦燥が“ペナルティ”という感じ方になっても、私は責める気持ちには全くならないし、心底共感する。この、社会的風習やら画一的な良識やら「暗黙の了解」やら同調圧力やらであれこれがんじがらめの国では、親になることで幸福感が低減することは“当然”実際にあると思う。みんな「良識」が大好きだから、あまり大きな声でそう言う人はいないけれど、それが私の偽らざる感想だ。

 「余裕はある、だが体力はない」40代たちが挑む社会実験

 最近、周囲の同世代、アラフォーの妊娠や出産が相次いでいる。20歳前半で子どもを産んだ私は彼らのそれまでの祈りや苦悩を思い、心から祝福の言葉を送りながら、ぼんやりと「40代で幼い子供を育てる彼ら・彼女たちは、親ペナルティをどんな風に感じるだろう」と思った。

「ペナルティだなんて毛頭感じない、幸せな子育て」だろうか

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