「三種の神器」はもう通用しない 副業をバカにする態度がむかえる悲劇的な末路 (4/6ページ)

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 一方、副業奨励をチャンスとしてとらえるサラリーマンには以下のような特徴がある。

 ▼副業奨励をチャンスとしてとらえるサラリーマンの傾向

 □いつでもどこでも、誰とでもすぐに仕事を始めることができる。

 □特定の組織を離れても、使える人脈をもっている。

 □スキルに市場性、汎用性があり、常に更新している。

 □複数の収入源をもっている、自分の会社をもっている。

 □自分と会社、仕事をつなぐエージェントとは友人としてつき合っている。

 副業に二の足を踏む社員の精神構造

 今後とも、この日本において副業奨励をチャンスとしてとらえるサラリーマンが爆発的に増えるとは考えづらい。では、副業という言葉や事態に思考停止する、二の足を踏む、それは社員個人の、特に社外でも通用するようなスキルが不足していることが原因だろうか? 筆者は違うと考えている。

 社員が副業に二の足を踏むように仕向けているのは、今となっては名門、優良と呼ばれるようになった巨大組織が、戦後から今に至るまで営々と社員に刷り込みつづけてきた人事施策によるものなのだ。では、半世紀にもわたり日本企業が守り続けてきた人事施策とはなにか?

 さかのぼれば、この人事施策の背景には敗戦がある。戦後、日本経済の本格的な復興期に入ると、労働力不足を解消するため、大企業は地方から人材をかき集めた。そうして「集めた人材に長く働いてもらう」という施策を次々と打ち出していったのである。

もう通用しない「三種の神器」

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