「三種の神器」はもう通用しない 副業をバカにする態度がむかえる悲劇的な末路 (5/6ページ)

※写真はイメージです(Getty Images)
※写真はイメージです(Getty Images)【拡大】

 それが三種の神器、すなわち(1)終身雇用制、(2)年功序列型賃金、(3)企業内組合の存在だ。

 「三種の神器」はもう通用しない

 そしてこの合わせ技の施策は、人材に「就社」、「同じ釜の飯を食う」、「内と外」という意識を植え付け、強化していくのである(詳細は、拙著『いらない課長、すごい課長』『いらない部下、かわいい部下』(いずれも日経プレミアシリーズ)をご参照いただきたい)。

 要は、このようなお膳立てのもとに、イチ個人は企業に一生涯忠誠を尽くすことを誓い、その結果としてサラリーマンという安定志向、自尊感情と過剰適応が結びつく悲劇が生まれた。

 だが、日本企業が「集めた人材に長く働いてもらう」ための施策、(1)終身雇用制はすでに崩壊した。(2)年功序列型賃金も成果主義の導入に伴い、日本企業で課長になれるのは8人に1人、就社した企業から受け取るサラリーではご子息の大学在学中の学費も払えないなど崩壊しつつある。(3)は詳述すると長くなるのでここでは省くが、企業内組合の組織力の低下は周知のとおりである。

 それでも一部の企業では、旧態依然とした村社会の論理で社員に過剰適応を強い、適応に疑問をもつ社員、適応に困難を感じる社員をおとしめ、つぶてを投げつける、ある種のマインドコントロール(村八分の心理)を野放しにしているのだ。

「過剰適応」型組織の限界

産経デジタルサービス

IGN JAPAN

世界最大級のビデオゲームメディア「IGN」の日本版がついに登場!もっとゲームを楽しめる情報をお届けします。

産経オンライン英会話

90%以上の受講生が継続。ISO認証取得で安心品質のマンツーマン英会話が毎日受講できて月5980円!《体験2回無料》

サイクリスト

ツール・ド・フランスから自転車通勤、ロードバイク試乗記まで、サイクリングのあらゆる楽しみを届けます。

ソナエ

「ソナエ 安心のお墓探し」では、厳選されたお墓情報を紹介! 相続、葬儀、介護などのニュースもお届けします。