【著者は語る】新たな「買う理由」を生み出すフレームワークを解説 (2/2ページ)

本田哲也氏
本田哲也氏【拡大】

 情報洪水と消費飽和の現代において、商品そのものの差別化は難しくなっています。類似商品があふれる中、商品やサービスそのものよりも消費者に対して「買う理由」をいかに世の中に喚起できるかが重要となっています。戦略PRを活用すれば、それまで常識だった「いいXXといえばYY」という社会常識を変え、新たな「買う理由」を生み出すことができます。

 例えば、本書で紹介しているプロクター・アンド・ギャンブル(P&G)の洗濯洗剤「アリエール」はそれまで社会常識であった「いい洗剤」の定義を、「白く洗いあがること」から「除菌効果」へとひっくり返すことに成功しました。

 広告やマーケティング関係者だけでなく、多くのビジネスパーソンにぜひ読んでほしい1冊となっています。(1728円、ディスカヴァー・トゥエンティワン)

【プロフィル】本田哲也

 ほんだ・てつや 1970年生まれ。戦略PRプランナー。1999年、世界最大規模のPR会社、フライシュマン・ヒラードの日本法人に入社。2006年、ブルーカレント・ジャパンを設立し代表に就任。米誌PRWeek「世界でもっとも影響力のあるPRプロフェッショナル300人」に選出された。今年6月の「カンヌライオンズ 国際クリエイティビティ・フェスティバル」ではPR部門審査員。