「私の仕事はなくならない」と考えている人の誤算 肉体労働だけが残る時代の到来 (2/5ページ)

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  • 鈴木貴博『仕事消滅 AIの時代を生き抜くために、いま私たちにできること 』(講談社+α新書)

 「仕事消滅」が次々と起きれば経済発展どころではない

 そう問題提起をすると必ず戻ってくる反論が「仕事がなくなった分、イノベーションで新たな仕事が生まれるというのが経済の教科書に書かれている常識だ」というものだ。しかしこの常識が「間違いになりはじめたのではないか」という議論がいままさになされている。

 それまでのイノベーション理論では、イノベーションで新しいビジネスが起きると、それによってなくなってしまう産業の代わりにたくさんの新しいビジネスが生まれ、結果として産業は発展し雇用は増えるとされてきた。

 しかしこれはあくまで産業革命以来の経験則である。近年、懸念されていることは技術革新のスピードが速すぎて新しい産業が大きくなる前にまた新しい破壊が起き、結果として雇用は消滅していくという現象だ。

 ガラケーが誕生して「二つ折り携帯のヒンジを製造するメーカー」や「着メロ企業」が一瞬大儲けする時代がきたが、あっという間に時代はスマホに移行し需要も仕事もなくなる。そのような現象である。

 経済官僚は、ドライバー123万人が失業しても、飲食や小売、宅配など人手不足の現場に転職すれば産業は発展すると考えているのだろう。しかし、転職が始まる前に転職先の職場でも「仕事消滅」が次々と起きれば経済発展どころではなくなる。今、まさにそのような形の新しい破壊が問題になりつつあるのだ。

 しかしそれでもこの問題が大きな問題にならないふたつめの理由が「それでも自分は大丈夫だ」と大半の人が誤解しているからである。

15年以内に直接的にキャリア正社員を脅かす

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