実績を上げるだけでは不十分だった、3人の後輩に昇進を抜かれて気づいた“思い違い” (1/4ページ)


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 仕事は面白いけど子育てもおろそかにできない。陶山さなえさんが出した答えは、子どもが自分のことができるまでは一般職にとどまり、育児が一段落したら総合職に転換して一層仕事に励むこと。総合職になってからもモチベーションを高く持ち続け、実績も出していたが、昇進するには自分の不足点に気づく必要があった。

 部長となったのも執行役員に就いたのも、同社で「女性初」という冠がつく陶山さん。前身の安田火災海上保険に入社したのは男女雇用機会均等法が施行される7年前だ。昇進のたびに男性社会のドアノブを回してきた。

 とりわけ男性社会を感じたのが54歳で部長に昇進したときだ。初めて出た部店長会議は200~300人入る会場で、事務局以外の女性は陶山さん一人。男性の数の多さに圧倒された。

 「私だけメールが来ないなど、なかなかボーイズネットワークに入っていけませんでした。存在感がなかったんでしょうね。『あいつを外すと後で面倒だ』とか『あいつを仲間にしておいたほうが、この後うまく事が回る』といった存在感が」

 それ以降、いかに自分の存在感を出すかに気を配り、社内のネットワーク構築にも力を入れた。

 陶山さんのキャリアは38歳を境に2つの時代に分けられる。仕事と育児の両立を図った一般職時代と、仕事中心の総合職時代だ。総合職転換が遅かったのは育児に時間を割きたかったから。「子どもの10歳は二度と来ないけれど、自分の仕事は、30歳でやろうと思っていたことを38歳でもやれる」

キャリアを決定付けた最初の先輩

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