実績を上げるだけでは不十分だった、3人の後輩に昇進を抜かれて気づいた“思い違い” (3/4ページ)


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 子どもが小学校の高学年に上がったタイミングで総合職に挑戦。その年は忘れられぬ年にもなった。阪神淡路大震災が起き、保険金支払いを統括する部門にいた陶山さんは神戸と大阪に対策本部を立ち上げ、全国から応援の職員を集める大仕事を任されたのだ。

 最初は本社にいながら、現地入りする職員の手配や宿泊場所の確保、対策本部に備えるヘルメットや安全靴などの配送手続き、さらにはスムーズな保険金支払いを実現する体制づくりを進めていたが、本社にいてはどうしても業務にスピード感が出ない。

 「現地のお客さまに直接お話をうかがうのが私の仕事の原点だと思ったので、上司にお願いして行かせてもらいました。保険の意味を再確認できましたし、組織を動かす魅力も感じました」

 その仕事も含め、総合職転換後の実績を買われて41歳で次席に抜てきされ、実質、保険金支払いの組織を動かしていくことになる。

 「組織をどうしていくか考える立場。やりがいを感じました」

 実績を上げるだけでは不十分だった

 高いモチベーションで日々の仕事に取り組み、自分なりに良い仕事ができていると思っていた。ところが昇進では、後輩の男性3人に立て続けに抜かれてしまう。

 「悔しかったですね。自分に不足があるとは思えず、なんで? 女性だから? と」

 しかし自分の思い違いだった。課長に昇進してみるとはっきりと見えた。経験の厚みが足りず、人脈のつくり方にも問題があった。

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