「風邪には抗生物質を使わないことを推奨します」 耐性菌抑制へ 厚生労働省が手引作成 (2/3ページ)


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 一般の人たちの認識も影響しているようだ。厚労省研究班が今年3月に実施したインターネット調査では、回答者約3400人の4割以上が「抗菌薬はウイルスをやっつける」「風邪やインフルエンザに抗菌薬は効果的だ」などの誤った記述を「正しい」と答えていた。

 手引は、せき、鼻水や鼻づまり、喉の痛みという症状がほぼ同時に出て、どれかの症状が突出して強くない場合は、発熱の有無にかかわらず基本的に風邪と考えられ、抗菌薬は不要とした。

 「ただし、普段の風邪と明らかに違うとか、症状がぶり返したなどの場合は、医師の判断が必要なので受診してほしい」と具さんは念を押す。

 ◆薬の根拠に納得

 浜松市の内科医院の本康宗信医師は5年ほど前から、重症化を心配して訪れる患者を中心に「悪い菌がいるといけないから念のため調べましょう」と、たんなどの検体を薬品で染め、細菌の有無を調べる「グラム染色検査」を院内で積極的に行っている。

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