「果物が動脈硬化のリスクを低減」改訂動脈硬化性疾患予防ガイドラインで推奨 (2/3ページ)

国内外の研究や解析結果の蓄積から、果物の健康効果の見直しが進んでいる。気軽に旬の味を楽しみたい=東京都練馬区のスーパー「いなげや下石神井店」
国内外の研究や解析結果の蓄積から、果物の健康効果の見直しが進んでいる。気軽に旬の味を楽しみたい=東京都練馬区のスーパー「いなげや下石神井店」【拡大】

  • 小久保喜弘医長
  • 林芙美(女子栄養大学栄養学部准教授)

 国立循環器病研究センター予防健診部の小久保喜弘医長は「果物の良い研究成果が蓄積されてきた結果」と評価した上で、「太る-と誤解があるが、果糖と通常の砂糖は代謝メカニズムも違う。健康であれば、適量の果物が肥満や糖尿病を引き起こすとは言いにくい」と指摘する。

 ガイドラインによると、果物の摂取量が多いほど心血管疾患や冠動脈疾患、脳卒中などのリスクが低下。特にナシやかんきつ類、リンゴとの関連性が強いという。グレープフルーツやキウイ、ベリー類で、動脈硬化の要因となる悪玉コレステロールと中性脂肪が減少したとの結果も紹介されている。小久保医長は「日本には“こたつにミカン”という風景がある。手軽に手を伸ばせる環境を作ったり、料理に加えたりしてほしい」と呼びかける。

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