銚子電鉄「デハ801」往年の姿に修復 7日からプロジェクト始動 銚子商生と県内2社が協力 (2/2ページ)

現役時代の「デハ801」=平成14年10月(城之内和義撮影)
現役時代の「デハ801」=平成14年10月(城之内和義撮影)【拡大】

 銚子電鉄によると、2社の最先端技術により、外装はさびることがない状態に仕上がるという。車両は修復後も外川駅に保管され、車内を自由に見学できるようにする。電鉄担当者は「新たな観光スポットとして、終着駅の外川まで観光客や鉄道ファンに足を運んでもらうきっかけになれば」と話している。

 7日午後1時から外川駅でプロジェクト発足式が行われ、同2時からデハ801の車内を無料開放する。修復工事は20日から11月4日までの予定で、5日にお披露目式が行われる。問い合わせは銚子電鉄(電)0479・22・0316。