ひとり暮らしでも安心安全! 「ワンコイン」セキュリティーの威力とは (1/3ページ)

 不審者が突然訪問してきた。部屋をのぞかれた。空き巣に入られた。

 ひとり暮らしをしている方、こんな経験はおありだろうか。どれも単身生活につきまとう不安要素だが、たとえオートロックのマンションであってもこういった被害は発生している。マンションの住人が帰ってきたときに不審者が一緒に入り込んでしまったり、ベランダの窓ガラスを割って侵入されたり、セールスや宅配業者を装った強盗に遭うケースも少なくない。

 となると、必要になるのが防犯対策。ところが、大手警備会社のセキュリティーシステムを導入しようとすると、かなりの高額になってしまう。初期費用5万円、月額使用料5000円あたりが相場。これでは単身者にはなかなか手を出せない。

 そんな中、注目を集めているのが、値段を抑えた手頃なセキュリティーサービスである。そのひとつ、「スマートルームセキュリティー」は、初期費用1万4800円、使用料はわずか月額500円という破格の安さだ。

▽ドアや壁に貼り付けるだけ

 このスマートルームセキュリティー、どういう仕組みになっているかというと、まず独自の機器を部屋に設置する。ホームターミナルという操作盤と、ドアの開閉を検知するセンサー(2つ)である。これに警備のON/OFFを操作するSOSボタンがセットになっている。一般的な警備会社のセンサーは配線工事が必要だが、こちらはドアや壁に貼り付けるだけなので、女性でも簡単に設置できる。

スマートルームセキュリティーは操作盤とドアの開閉を検知するセンサーや警備のONとOFFを操作するSOSボタンが基本セットになっている

スマートルームセキュリティーは操作盤とドアの開閉を検知するセンサーや警備のONとOFFを操作するSOSボタンが基本セットになっている

なぜ、これほど安くできるのか?