「小中学校の友人」なんてどうでもいい きれいごとで子どもを追い込むな (1/5ページ)


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 学校生活や交友関係に思い悩み、心に深い傷を負ったり、自ら死を選んでしまったりする子どもたちがあとを絶たない。そうした現象を受けて、ネットニュース編集者の中川淳一郎氏は「小中学校の友人関係なんて、まったく重要ではない」「人間関係のどうしようもない現実を、大人が子どもにきちんと教えなければならない」と指摘する。その意図とは--。

 友人関係に絶望する子どもたち

 小中学生の悩みの大半は、「友人関係」にあるのではなかろうか。自分自身の子ども時代を振り返ってみても、学校での人間関係が当時の人生にかなりの影響を与えていたと思うし、行動様式にも影響を与えていた。現在いじめられていたり、不登校になっていたりする小中学生も、友人関係に悩んだ末に、そうした望まぬ結果に至ってしまったケースが多いと思われる。

 小中学生のころ、とりわけ小学生のころは、通知表の成績がヒドくても、実際のところ大した問題ではない。また、親に反抗したり、きょうだいとケンカしたりしても、最終的には自分を守ってくれる存在だから、ときには家族と衝突するのも成長の過程としてアリだろう。

 一方、友人関係は、ひとたびいじめや「シカト」の標的となってしまうと、学校にいる間は針のムシロ状態に陥る。なんとか好いてもらおうと、いじめグループに媚びはじめでもしたら、ますますいじめられたり、使いっ走りにされたりしてしまう。そして、家に帰ってからも心には常に暗雲が立ちこめ、人生があまりにも苦悩に満ちたものとなる。

 絶望感にさいなまれて、なかには自殺してしまう子どももいる。学校でのクソみたいな人間関係に戻る日である毎年9月1日--夏休みが終わり新学期を迎えるその日に、子どもの自殺が増えるのだと聞く。本当に痛ましいかぎりだ。

 小中学校の人間関係なんて、クソ

 ただ、私が学校の人間関係に悩む子やその親に強く言いたいのは「小中学校の友人なんて、どうでもいい」ということだ。当然、仲良く付き合える友人が少しでもいるほうが学校は楽しいだろう。だが、長い人生を考えると、小中学校時代の人間関係ほどどうでもいいものはない。慶應の幼稚舎から大学までずっと一緒、といった場合は別かもしれないが、公立の小中学校であれば同じエリアで通学するにしても9年間である。

「小中学校の人間関係など、クソみたいなもの」