【書評】「源泉かけ流し」の言葉の生みの親が紹介する温泉の魅力 『温泉手帳 増補改訂版』松田忠徳著

『温泉手帳増補改訂版』松田忠徳著
『温泉手帳増補改訂版』松田忠徳著【拡大】

 「源泉かけ流し」の言葉の生みの親で、温泉学の第一人者である著者の定番書籍が5年ぶりに増補改訂された。泉質分類、泉質別温泉案内のほか、歴史や建築、宿と料理、みやげ、温泉用語、文学、朝市…など「温泉を愉(たの)しむ」編まで温泉の魅力を極める一冊。

 担当編集者によれば、この5年で温泉旅館の入れ替わりや外国人客、日帰り入浴施設の増加など状況は激変。これを受け、旅館・温泉施設のガイド情報、ページ数を大幅に増やしている。

 新書サイズのため、写真がやや小さいのは残念だが、持ち運びに便利で、旅の友にも-。(東京書籍・1600円+税)