【大学ナビ】合格へクリック 模試は復習が要


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 前回はマーク式試験について「選択式だからといって甘く見てはいけない」という話をした。数ある選択肢の中から一つの解答に絞ることは、理解が不十分だとできないからだ。

 一方の記述式はというと、マークシートのように一つの解答が全てではない。途中まで解答が合っていた場合には部分点がもらえる。採点も機械ではなく人が行うので、文字や説明も丁寧に、わかりやすく書くことが大切だ。特に解答が読みにくいと、もらえる部分点ももらえなくなるので、採点者の身になって記入することを心がける。

 これからの時期は模擬試験が多くなる。練習のため、記述式の模試受験を勧めたい。模試は復習が要。受験直後、答案返却時、時間を空けてからの再確認、と最低3回は行う。記述式の模試の場合、答案が返却されたら、解答解説と照らし合わせて、間違えた箇所に注目する。そして、採点者に解答の意図が伝わっていないポイントを確認する。

 「どうして点数がもらえなかったのか」。解説をよく読んで、模範解答を書き写してみると、自分の解答に足りなかった部分が見えてくる。駿台予備学校広報部の酒井絢香さんは「模範解答をただ眺め、読んだだけでは復習にならない。書き写してみると、足りない部分が実感できる。保護者も正誤の結果だけで判断せず、ちゃんと解答者の思いが採点者に伝わっているかどうか、答案を客観的に見てほしい」と話す。(データ提供・駿台予備学校)