【世界の記憶】群馬県庁で祝賀セレモニー 「1300年間眠っていた貴重な掘り出し物」 上野三碑の登録

上野三碑の「世界の記憶」への登録を受け、祝賀セレモニーを開催。くす玉を割って喜ぶ大沢正明知事(左から3人目)ら=1日、群馬県庁
上野三碑の「世界の記憶」への登録を受け、祝賀セレモニーを開催。くす玉を割って喜ぶ大沢正明知事(左から3人目)ら=1日、群馬県庁【拡大】

 群馬県高崎市の古代碑「上野三碑(こうずけさんぴ)」の国連教育科学文化機関(ユネスコ)「世界の記憶」(世界記憶遺産)登録決定から一夜明けた1日、群馬県庁で祝賀セレモニーが開かれた。県や高崎市の職員、県議会議員ら約300人が出席。だるまに目を入れたり、くす玉を割ったりするなどして登録を祝った=写真(久保まりな撮影)。

 公務で渡米中に登録決定の連絡を受けた大沢正明知事は「喜びを大いに分かち合いたい。高崎では地元住民や若手経営者による新たな保存の動きがあり、心強い」と語った。

 県や高崎市、民間団体などでつくる「上野三碑世界記憶遺産登録推進協議会」の横島庄治会長は「三碑は、あまり有名ではなく、華やかでもないが、1300年間眠っていた貴重な掘り出し物。今後、歴史文化を発信することが、長年(三碑を)守ってきてくれた先祖に対するわれわれの答えになる」と話した。

 セレモニーでは、高崎市吉井商工会が昨年実施した上野三碑創作スイーツコンテストで入賞し、商品化されたクッキーや羊羹が振る舞われ、関係者は祝福ムードを満喫した。