団塊世代の果たすべき責任 すべての第3子に「1000万円」を支給せよ (1/6ページ)

ナガセの永瀬昭幸社長
ナガセの永瀬昭幸社長【拡大】

 今年9月、経済協力開発機構(OECD)が加盟33カ国の教育費の公的支出割合を発表した。日本は下から2番目の32位だったが、家庭の私費負担を合わせれば平均を上回るという。つまり公立学校では不十分なため、多くの家庭が子供を塾に通わせているのだ。予備校大手ナガセの永瀬昭幸社長は、こうした教育費の負担が少子化の原因として、「すべての第3子に『1000万円』を支給せよ」と訴える--。

 東進がはじめた実践的英語学習

 この夏、東進ハイスクールでは英米TOP20の名門大学生約100名を指導者として招いて、「グローバル・イングリッシュキャンプ」を全国各地で実施しました。

 参加したのは約1500名の高校生で、この5日間は日本語禁止。スピーキング・エクササイズに始まり、1日目の終わりからはグループディスカッションを繰り返します。

 今年のテーマは、例えば、東京オリンピック・パラリンピックの精神やホスト国への様々な影響、そしてその成功にどのように貢献できるか。また、国連の17項目からなる持続可能な開発目標から1項目選び、その解決策を考える。など日本語でも難しいと思える課題について、英語でディスカッションし、その内容をまとめ、プレゼンテーションします。

 そして最終日にはMy Life Missionと題して、自分の将来の夢や志について皆の前で堂々とスピーチして締めくくるというプログラムです。わずか5日間ではありますが、生徒たちに自信が生まれ、英語に対する意識そのものが大きく変化することを確認できるイベントです。

 予備校のイメージとは異なる教育

 この活動は、教室に集まった生徒に対して講師が一方的に受験のテクニックを効率よく伝えるという一般的な予備校のイメージとは異なるものだと思います。私どもは「独立自尊の社会・世界に貢献する人財を育成する」という教育目標のもと、飛躍的な学力向上と志望校合格の実現はもちろん、将来、社会で大活躍するために必要な人間力を育む指導を行っています。

「人間7分、学力3分」という教え