幻の魚イトウが海なし県のラーメンで登場 栃木県

幻の魚イトウで作ったラーメン
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 海なし県ならではの淡水魚を使った独自のラーメンが人気の「らあめん厨房どる屋」(宇都宮市中央)が幻の魚といわれるイトウを使った新メニュー「幻の●=魚偏に鬼(いとう)ラーメン」を開発した。今月は11~13日に販売予定だ。

 店主の落合泰知さん(57)は、秋冬に県産プレミアムヤシオマス、春夏には那珂川のアユ、昨年から那珂川町のモクズガ二を使ったラーメンを提供する日を設けている。

 今回の新メニューは、東京のラーメン店で勤めている弟子の大曽根悠二郎さん(30)が、9月にプロボクサーとして1勝したことを祝って考案した。弟子のチャレンジを見て、自分も新たな取り組みに挑もうと、新素材を探し、試作を重ねた。

 日光市の水産業者がイトウを養殖していることを知り、「イトウを使ったラーメンは国内で初めて」と取り組んだ。身はイワナに似て、ハーブのような香りも。一夜干しにして焼き、昆布と栃木シャモと県産のトマトを入れて出汁を取り、塩味のスープに仕立てた。イトウの価格は1キロ6千円と伊勢エビ並みに高価だ。刺身もメニューに加える。別皿で那須白髪ネギ、喜連川のあさのポークのほほ肉のチャーシューを付けて1100円で提供する。(松沢真美)