【講師のホンネ】失敗はイヤ、挑戦もしたくない…ゆとり世代の学生をやる気にさせる質問 (1/2ページ)


【拡大】

 大学の就職部で支援している学生たちは、ゆとり世代。失敗するのが嫌で、トライすることをあまり好まない。大学受験も合格しそうな大学を選んだので挫折したことがない。ゆるく生きてきたという学生もいる。ゆえに、就職活動が始まり面接試験で失敗すると、こちらが思う以上にショックを受ける。この時、どうしたら学生たちがやる気を出すのかを考えた質問を心がけている。

 例えば、男性面接官に少し突っ込んだ質問をされただけで、「パワハラだ!」「セクハラだ!」と圧迫面接で話せなかったと泣き出す女子大生。まず、泣きたいだけ泣かせる。涙を流すことは一種の浄化作用でもあるからだ。泣きやんだ頃が大切。決して「なぜ面接ダメだったの」と聞いてはいけない。なぜなら、できなかった自分を責められたと、また泣きじゃくるからだ。

 それより「次の面接は、どうしたらうまくいくと思う?」と成功をイメージしてもらう。

 学生が「志望動機が話せたらうまくいく」と話すと、「前の面接のときでいうとどんな感じがよかった?」と振り返ってもらう。「もっと自分のやりたいことをはっきり言えた方がよかった」「やりたいことって何?」「学校給食の調理師をやりたい」と質問を重ね、自分の思いが明確になった時点で「じゃあ、次の面接ではどう話していきたい?」と具体化させる。

失敗を責めたらダメ