埼玉大で知事VS学生 白熱政策教室 「インスタグラムで農産物PRを」「貨客混載バスの運行」提言 子育て無償化は… (1/2ページ)

埼玉大で行われた上田清司知事と学生らの意見交換会=8日、さいたま市桜区
埼玉大で行われた上田清司知事と学生らの意見交換会=8日、さいたま市桜区【拡大】

 埼玉大で8日、学生が県の政策を提言し、上田清司知事と意見交換する会が開かれた。学生側からSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)を使った埼玉県の農産物のPRや子育て支援策の転換などが提言され、上田知事と熱い議論を交わした。(黄金崎元、写真も)

 平成22年度に始まった意見交換会は今年で8回目。上田知事は冒頭、約100人の学生や教職員らを前に「みなさんの良い提言を拾い出すのもわれわれの仕事で、できるものは積極的に取り入れていきたい」とあいさつした。

 学生らは、地方分権改革▽貨客混載バス▽子育て支援▽SNS活用▽都市公園の再整備-の5つのテーマについて政策提言した。

 経済学部の今泉飛鳥講師ゼミの学生らは、大学生が「大使」となり、写真共有サイト「インスタグラム」に県の農産物を投稿し、多くの人に魅力を知ってもらう取り組みを提案した。

 上田知事は「県はSNSを使ったアピールがまだまだ弱い。若い人たちはスマホを中心に生活しており、こうした取り組みはすぐにでも取り入れられる」と高い評価を与えた。プレゼンテーションを行った同大3年の山本奈津子さん(20)は「お金をかけず、県の魅力を伝える方法を考えた。評価をしてもらい、うれしい」と笑顔をのぞかせた。