水戸駅前の丸井水戸店が来秋に撤退 (1/2ページ)

丸井水戸店の撤退を発表する水戸市の高橋靖市長(右)=9日午後、水戸市宮町(上村茉由撮影)
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 JR水戸駅北口にある商業ビル「マイム」(茨城県水戸市宮町)を管理する水戸都市開発(社長・高橋靖市長)は9日、記者会見を開き、来年秋ごろに同ビルから「丸井水戸店」が撤退すると発表した。高橋市長は、丸井撤退後は別の会社と契約を結んで駅前のにぎわいの維持に努める考えを強調したが、約四半世紀にわたって営業を続けてきた丸井撤退のショックは尾を引きそうだ。

 同ビルの2階から10階に出店している丸井は、来年2月26日に切れる賃貸借契約を1年間延長した上で、同年秋ごろに撤退する方針だという。丸井側は撤退の理由について「売り上げがピーク時の6分の1ぐらいまで下がり、なかなか回復の見通しが立たず、(営業継続は)採算上厳しい」と説明している。

 丸井撤退後は、商業施設などを運営する「やまき」(東京都港区)が改装工事を行い、商業施設としてオープンさせる予定だが、詳細は検討中だ。水戸都市開発が管理している1階と地下1階の店舗は営業を継続する。

 丸井は平成5年のマイム完成当初から入店しており、来年2月で25周年を迎える。今年3月ごろから3社で今後の方針について協議してきたという。高橋市長は「丸井に続けてほしかったのが市民の願い。ブランド力のある会社なので、水戸から消えるのは寂しい」と語った。