マヤ遺跡でお茶いかが 神戸の廃墟ホテルにカフェ 18日と12月16日、2日間限定

廃虚となった旧「摩耶観光ホテル」を前にティータイムを楽しむ「マヤ遺跡カフェ」が開催=(摩耶山再生の会事務局提供)
廃虚となった旧「摩耶観光ホテル」を前にティータイムを楽しむ「マヤ遺跡カフェ」が開催=(摩耶山再生の会事務局提供)【拡大】

 兵庫県神戸市灘区の摩耶(まや)山中に廃虚のままたたずみ、中米の遺跡をモチーフに「神戸のマヤ遺跡」とも呼ばれる旧摩耶観光ホテルで18日、2日間限定の「マヤ遺跡カフェ」が“オープン”する。周辺の活性化を目的に、今春に始まった廃虚ツアーにつづく町おこし企画の一環。担当者は「紅葉の中にたたずむ廃虚の幻想的な雰囲気をお茶を飲みながらゆっくり堪能して」と呼びかけている。

 同ホテルは昭和4年、「摩耶山温泉ホテル」として開業。見た目が船の艦橋のように見えることから「軍艦ホテル」とも呼ばれた。36年に摩耶観光ホテルとなったが、経営難のため平成5年に閉鎖。阪神大震災以降は立ち入り禁止となり、廃虚化が進んでいた。

 摩耶山を再び活性化させようと、地元団体などでつくる「摩耶山再生の会」は、同ホテルや周辺の廃虚などを巡るツアーを今年3月から月2回のペースで開催。海外からも参加者が訪れるほどの人気となっている。

 同会では、より多くの人に摩耶山を楽しんでもらおうと、第2弾として期間限定カフェを企画した。

 当日は廃虚前にテーブルを設け、コーヒーやワインなどのドリンクにチーズケーキのセットを提供。同会メンバーらの解説を聞きながら、お茶とともに廃虚の幻想的な雰囲気を味わうことができる。

 カフェは18日と12月16日の2日間のみ。両日とも午前11時、正午、午後1時、2時、3時からの50分間で完全入れ替え制。定員は各回16人。参加費千円。

 申し込み、問い合わせは同会事務局(電)078・882・3580。