10月時点の就職内定率は75% 調査開始以降、同時期で過去最高に  

 平成30年3月卒業予定の大学生の10月1日時点の就職内定率が、前年同期比4ポイント増の75.2%だったとする調査結果を厚生労働省と文部科学省が17日、発表した。9年3月卒の調査開始以降、同時期での過去最高となった。

 厚労省の担当者は「景気の回復傾向で、企業側の採用意欲が高い。人材の獲得競争もあり、早めに内定を出そうという企業が多い」と分析している。

 調査によると、大学生の就職内定率の内訳は、国公立が前年同期比5.7ポイント増の73.3%、私立が同3.3ポイント増の75.7%。男女別では、男子が5.2ポイント増の74.5%、女子が2.4ポイント増の76%だった。

 地域別の内定率は、関東が0.1ポイント増の79.8%で最高。上昇率では中国・四国地区が最高で、13.8ポイント上がり58.8%だった。

 内定率の調査は全国の国公私立大62校、約5千人を抽出調査。大学生の就職活動日程をめぐっては、経団連が28年春入社の就活について、会社説明会の解禁を前年の12月から3月に、採用選考活動は4月から8月に変更。続く29年春入社の場合は、採用選考活動を6月に前倒しし、相次ぐ日程の変更が混乱を招いていた。