静岡・浜名湖のウナギ復活へ 遠州灘に260匹を放流

親ウナギを放流する関係者=28日午後2時15分ごろ、遠州灘(代表撮影)
親ウナギを放流する関係者=28日午後2時15分ごろ、遠州灘(代表撮影)【拡大】

 絶滅が危惧される浜名湖のニホンウナギを復活させようと、漁協や仲買業者らで組織する浜松市の団体「浜名湖発 親うなぎ放流連絡会」が28日、市場で買い上げた親ウナギ263匹(105・7キロ)を遠州灘に放流した=写真(代表撮影)。親ウナギは半年かけて太平洋のマリアナ諸島へと向かい、そこで誕生した稚魚のシラスウナギが黒潮に乗って浜名湖に戻ってくるという。

 同連絡会では今年、初の試みとしてクラウドファンディングを利用して資金を募ったところ、2カ月間で45人から出資があり、目標の1・8倍に当たる53万2千円が集まった。この資金と同連絡会の拠出金約150万円を元に、昨年並みの計約400キロの親ウナギを買い上げて放流する計画で、12月上旬にあと2回の放流が予定されている。