史上初 100%高崎オールロケ映画が撮影スタート 青春群像描く 群馬 (1/2ページ)

映画制作に意欲を見せる川島直人監督(前列中央)と主演の佐藤玲さん(同左)ら=5日、高崎市役所
映画制作に意欲を見せる川島直人監督(前列中央)と主演の佐藤玲さん(同左)ら=5日、高崎市役所【拡大】

 群馬県高崎市を舞台に、若手の監督や俳優でつくる長編の青春映画「高崎グラフィティ。」の撮影が同市内で始まった。映像コンテストのグランプリ受賞作を映画として完成させるもので、全編にわたり市内でロケを実施。来年の高崎映画祭でのプレミア上映を目指す。100%高崎ロケの作品は史上初といい、全国の映画ファンに高崎をアピールするきっかけになりそうだ。(椎名高志、写真も)

 映画は、市内にある高校の卒業式当日からの2日間を描く。将来に漠然とした期待や不安を抱えながら新生活を待っていた幼なじみの男女5人がさまざまなトラブルに襲われる中、それぞれ自分について考え始め、それぞれの道へ歩き出す-というストーリーだ。

 通常の映画は、本編の宣伝のために予告編が作られるが、この映画は予告編のほうが先に生まれた異色作だ。

 誕生のきっかけは、映像制作会社オフィスクレッシェンド(東京都)が、次代を担うクリエーターの発掘・育成を目的に昨年創設した映像コンテスト「未完成映画予告編大賞」だった。

 これから撮りたい映画のプレゼンテーション用の3分以内の予告編映像で、特定の地域を舞台にするというのが応募条件。285点の中から選ばれた初代グランプリ受賞作品が映画のベースになっている。